JAMBO(ジャンボ:スワヒリ語)とは、「こんにちは」ってこと。
とうとうケニヤに行ってきました!そうです。アフリカなんです!
2000年9月14日〜24日までの11日間の旅でした。
これからの写真は私がデジカメで撮ったものです。
その中でもかなり抜粋してもこの数になってしまいました。
妻もカメラを持って行ったんで、撮影総数はかなりになります。
(妻が撮った写真の方がおもしろい!)
また名古屋にお越しの際に全てをご覧ください。

と、その前に少しケニヤのお勉強を。

国名:ケニヤ共和国(1963年12月12日にイギリスから独立)
総面積:58万2646平米(日本の約1.57倍)
気候:海抜1700mの高原サバンナ気候(雨季:5月、11月)
人口:約2500万人(アフリカ系住民98%、アラブ・インド・ヨーロッパ系2%)
ケニヤには52の部族がある。
言語:共通語は英語。国語はスワヒリ語
首都:ナイロビ。第二の都市はモンバサ、次にキスム。

動物の名前の横に記したのはスワヒリ語での呼び名です。

2000.9.14出発

これは成田空港だが、ここまで来るのに
名古屋空港から来た。

今まではいつも関西空港からだったんで
初体験だ。(面倒くさい)
更にサービスワースト5に入るというエアー
インディアだ!(墜落さえせんかったらええ。)

まず最初の機内食。
チキンカレーだ。
次の機内食も撮影したが、それ以上はやめた。
毎回かわりばえしないことがわかってきたからだ

この後、全ての機内食がカレー関係だとは、
まだ知らない。

エアーインディアのトレードマーク
妻のお気に入り

サービスも噂ほど悪くない!?
ビールも2本くれたし・・・

2000.9.16〜17アンボセリ国立公園

ナイロビからアンボセリ国立公園に移動途中
の休憩所。
ここでは、しばしの休息。
いろんなお土産が売っている。
値札はなく、全て交渉だ。
とにかく移動が大変だ。運転する訳じゃないが
舗装路2時間、未舗装路2時間のドライブ。
舌を噛みそうで、未舗装路ではしゃべれん。

移動中にサファリカーがパンク。
これは日常茶飯事。
実は後日、スタックなんかもあった。
スタック時はみんなで押しました!

車って案外頑丈なのに驚いた。
車内には補強が入ってたけど、あんなデコボコ
道を時速80km/h以上(速度計が壊れていたんで
体感速度)で飛び跳ねながら走ったもんな。

アンボセリ・ロッジ

2棟がくっついている。
やたら天気が良いので洗濯ものを干してます。
直射日光を避けると過ごしやすい。
ほとんどの国立公園は標高が1700m以上あるん
で朝晩は冷えるけど、丁度良い気候。年間の
平均気温は約20度。
ここはシャワーに苦労した。
お湯の量に制限があるので早いもの勝ち!
2人目はほとんど水になってた。
でも、なかなか良い感じ!

コーヒーテラスから見える
キリマンジャロ標高5895m

頂上はほとんど雲に覆われている。
朝が一番見えやすい。
これはロッジから朝6時頃。
そう。あのキリマンジャロコーヒーはこのふもと
で作られるのだ。ケニヤではキリマンジャロ
コーヒーとは言わない。アラピカコーヒーと言う!

シマウマ(PUNDA MILIA:プンダミリア)

ケニヤで最初に見たのがシマウマ。
最初は感動したが、どこにでも居る。
シマウマには3種類居ることをご存知か?
アンボセリ国立公園はナイロビから南へ240km
面積3270平米。キリマンジャロの東。
草食動物が多く生息している。
至るところで竜巻が発生していた。

アフリカ象(NDOVU:ドウ)

アフリカ象には牙がある。インド象にはない。
やっぱり間近で見るとでかい!
その中で子象はかわいい。

象は消化率は悪く、一日に50kg摂取し、7割は
糞に。
ケニヤでは、ナクル湖以外では生息している。

トムソンガゼル

やはり草食動物は敏感で、すぐ逃げる。
ガゼルも数種いて、微妙に大きさや模様が違う

アンボセリで暮らすマサイ族。
この集落は既に観光地化され、見物料をとる。
マサイダンス(踊り)を見せてくれる。
リーダーだけが英語をしゃべれて、この見物
料も大事な収入源らしい。US$35。
観光地かされてないマサイ族を移動途中で見
かけたが、怖かった。
写真もむやみに撮ってはいけない。
了解を得ないとヤリで刺される!
でも本当は優しい!スタックした時も助けて
くれた!

マサイ族が火をおこすところ。
ライターやマッチは使わないらしい。
時間にして、5分くらいで着火。

その他、薬として使われる、木も見せてくれた。
マラリアにも効くらしく、効果も本当らしい。

マサイ族の家と妻。
壁は牛の糞尿。
かなり頑丈で雨季も大丈夫らしい。
臭いはあまりない。

マサイ族は移住性なので、何度も家を作る。
家を作るのは女の仕事。
男は外敵から村を守るのが仕事だ。

マサイ族のリーダーと握手
家の中は、こじんまりしている。2DKかな。
結構中は涼しく快適。
足にはタイヤで作ったセッタのようなものを履く

マサイ族の小学校。
集落から50mくらい離れた木下。
何故ここが小学校かはわからんが、ここで
勉強しているらしい。
英語で数をかぞえたり、曜日、月なんかも。

歌や踊りを披露してくれた。

あめ玉をあげたが、すぐには食べなかった。
かなり教育(しつけ)されているようだ。

カバ(KIBOKO:キボコ)

非常に珍しい歩いているカバ。
というのもカバはほとんど水中に居るから。
カバを見て原哲夫を思い出すのは私だけか・・・

2000.9.18アバ−ディア国立公園

ツリートップス・ロッジ

ここは昔木の上にロッジがあったそうで、現在
はそれに模している。
エリザベス女王が宿泊(英)したそうで、宿泊中
にその時の王様が死去した為、この地で女王
になったという逸話が残っている。

これがロッジの中だ。
外観とは違い、かなり綺麗でかわいい部屋だ。
でも鍵はなく、シャワー、トイレは共同だがかなり
清潔。

ロッジから撮った虹。
ここでは毎日スコールがあるらしく、その後の虹

下に見える池(でっかい水たまり)に動物が水を
飲みにやって来る。
夜間照明のもとへ集まってくる動物を見ること
が出来るが、この時は象と遠くにサイが見えた。

2000.9.19

アバ−ディアからナクル湖に移動中に赤道を
通過。
ここでは水の流れ方を北半球、南半球、赤道
と、違うことをデモンストレーションしてくれた。
北半球は半時計周りに渦を巻き、南半球は逆
で。この赤道直下では渦を巻かない。
(知ってはいたが噂は本当だった。おもしろい)

2000.9.19ナクル湖

フラミンゴで有名な遠浅の塩水湖ナクル湖だ。
一面ピンク色に染まり、すごい数。
ここでは車を降りて観察もできる。
過去に最大200万羽を超えたことも。

結構臭いがした。
例えるならカニミソ?

レイクナクル・ロッジ

ここでも洗濯をした。(いちいち報告せんでええ)
2棟がくっついた造りだ。

ナクル湖にはもともとフラミンゴしか居なかった
らしい。観光地化する為に他の動物を連れて
来た。

サイ(FARU:ファル)

これはシロサイ。シロサイは草を食べるので
口元が平たい。クロサイは木の葉を食べるので
口元は尖っている。色の違いでシロクロ言うの
ではなく、スワヒリ語(!?)がホワイト、ブラックに
聞こえたところかそうなったとか。
大きくなると3tonくらいになる。

ここでは豹も見れたが、豹は夜行性の為昼間
見つけるのは至難。デジカメでは遠くて撮れな
かった。見たい方は是非名古屋へ!

2000.9.20

ナクラ湖からマサイマラに移動中にオプション
でナイヴァシャ湖に。カバの群れだ。
ここではボートサファリ。
ロンゴノット山の爆発後に出来た湖。
325種類の野鳥と1000種類もの草食動物が
生息。

ここナイヴァシャ湖にもフラミンゴがいる。
たまに真水を飲みにくるらしい。
ちょうど飛び立つ瞬間が撮れた!ラッキーだ!
他にペリカンなんかもいた。
ペリカンも近くで見るとでかい!

ナイヴシャ湖からマサイマラへ移動途中のァ
ガソリンスタンドで。

これは「BP」。他に「TOTAL」「Mobil」なんか
もあるが、日本のは無い。

面白いことに、方式は日本と同じで店員が存在
する。制服があったりして、セルフサービスで
はない。(イギリスはセルフサービスやったけど)

2000.9.20マサイマラ動物保護区

フィグ・ツリー・キャンプ

ビッグファイブが生息する人気No1の保護区。
ビッグファイブとはライオン、サイ、豹、象
バッファロー。最近はバッファローに変わりチータ
になっているらしい。
昔はハンティングの獲物とされていた。
ナイロビから南西約260km。面積約1800平米
大阪府とほぼ同じ広さ。

このフィグ・ツリー・キャンプは造りがおもしろい
建物前半分がテント、後ろ半分が普通。
当然鍵なんか無い。
なかなか良い雰囲気や。
ここも初日はお湯が出んかった。
フロントでは直った、問題ないとのことだが、
やっぱり出んかった。
2日目はちゃんと出たけどね。

ダチョウ
左が雌。右が雄。
雄の方が綺麗。
雌は求愛しているらしい。

ツアー初日のアンボセリに移動中、突然飛び出
し車と衝突しぞうになった。
その時、近くでダチョウの卵を子供が売ってた。
本当はダメらしい。やっぱりでかかった!

ライオン(SIMBA:シンバ)

ライオン達が昼寝。死んでいるのではない!
さすが百獣の王。人間など全く眼中にない!
どうどうとした昼寝である。
一台のサファリカーが動物を見つけると無線
で連絡し、次々と集まってくる。
場所は町の様に番地などはないが、名前が
付いてるそうで、ライオンの丘など・・・。
私達では、丘か山かさっぱり区別がつかん。

そのライオンを見る為、いろんなサファリカー
が囲んでいる(10台くらい)にも関係なく昼寝。

サファリカーには4駆タイプとバンタイプがある。
私達はバンタイプで屋根が開く。
車種はハイエースや、キャラバンなど。
やっぱり日本車が多い。

2000.9.21バルーンサファリ

バルーン(熱気球)に乗っての撮影。
マサイマラで夜明け前にバルーンに乗って
アフリカ大陸を一望する。
これはちょうど、夜明けだ。

このバルーンサファリが結構高いんだ。
地上からも高いが値段も。(約5万円也)
でも絶対するべきだ。
この後の朝食も楽しみだ。

バルーンで飛行中での撮影。
16人乗りで、かなりでかい。
やっぱり高度が上がると怖いかも。
後ろは清水さん(青)と馬渕さん(赤)

16人中14人が日本人だった。
ケニヤへの観光客はヨーロッパ人と日本人が
ほとんどだそう。

バルーン着陸直後

どこに着陸するかわからないのもおもしろい
行き先は風に聞いてくれ!
バルーンの操縦士はオーストラリア人。

着陸後に30分くらいウォーキングサファリ。

その後、バルーンを追いかけて来たロッジの
シェフが朝食を用意してくれる。

これもまた良い雰囲気だ。

テーブルを広げ、出来上がり!
保護区内で朝食を撮るので、いつ動物が来ても
おかしくない環境。

バルーンはどうなったかというと、ロッジの従業
員が運んで帰る。10人くらい居たかな。

ヌーの死体だ。
間違っても、私達の朝ご飯の残りではない。

やはり動物園ではなく自然なんだと実感!
あちこちに骨が落ちている。
弱肉強食なんだ。
弱い者は負けるのだ(・・・)

キリン(TWIGA:トゥインガ)

キリンはアンボセリでも見れた。
キリンの親子もいた。キリンが走る様は優雅!
背は5mくらいあるらしい。
キリンも細かく分けると3種類もいるのだ。
これはマサイキリン。
近くでみると長いまつ毛に驚く。

我が家へのお土産は木彫りのキリンに決定!
見たい方は是非名古屋へ。

ライオン(SIMBA:シンバ)

遂に雄ライオンを見た!
雌ライオンは何度か見たが雄がこんなに近くで
実はこの時雨が強くなってきたので、雨宿りして
たライオン。
ライオン丸を思い出したのは私だけか・・・。

雌ライオンも子供2匹を連れて休息中。
雨が強降り出したので、目をつむってる。

ちょっとブレてしまった。

雌ライオンがハンティング。
狩は雌の仕事。
獲物はヌー。
やっぱり自然界だ!
今回は残念ながらハンティッグ中は見れなか
った。(滅多に見れんが・・・。)
他にハイエナの食事風景なども見れた。

2000.9.22ナイロビ空港

ドライバーの「ハッサン」と妻。
ハッサンとはここでお別れ。
わがままのドライバーだったなぁ。
ドライバー仲間の言うことは聞かんし、ガイドの
キャロラインとは喧嘩するし・・・。
まあ、良い人やあったけどな。
もう一台のドライバーの「ジャンガ」は紳士
らしい。
みんな陽気だ!

最後にツアー仲間と記念撮影

左上から、飯野さん、清水奥さん,清水さん、
ガイドのキャロライン、早川さん、坂本さん、
私、前左から妻、馬渕さん、大導寺さん。
(小さくなり過ぎて誰かわからんが丁度いい?)

皆さんにおかげで大変楽しい旅行でした。
また会える日を楽しみにしています!

<感想>

おもしろかった!につきる!
すぐにでももう一回行きたい!
とは思わんがいづれ子供が生まれて中学生くらいになったら一緒に行きたいね。
車の移動が大変なんで、小学生くらいだと我慢できんと思うねんな。大人でもキツイし。
人に勧めるかといえば、勧める!一度は見ておく価値は十分にある!
臭いについて敏感な日本人であるが、ぜんぜん大丈夫!動物園とは違う!
今回はケニヤをメインに構成したんであえてインドのことは記さんかったが、ここで少し。

日本からケニヤへは直行便は無い。でインド経由(エアーインディア)かドバイ経由(エミレーツ航空)
が一般的だがドバイ経由は10万円以上高かった!必然的にインド経由となる。
行きはインドで一泊する。
インドは湿度が高い上、気温も高い。まるで名古屋の親玉みたいや。
空港もホテルもエアコンはガンガン効いているが、湿度は高い!これが不快だ。
ホテルの部屋も同様で寒いくらい。なんとそのせいかシーツも湿ってる!最悪!
どの部屋もそうみたいで、こういう環境なんやと、強引に納得。たまらんなぁ・・・。
更に輪をかけて臭い!町も嗅いだことのないスパイス臭いし、部屋もカビ臭い!
これで一気にイメージダウンで、二度とインドには行きたくない!トランジットでも嫌だ!
と、個人的なインドの意見ですが、インド大好きな方ごめんなさいね!

ツアーで一緒だった皆さんとも仲良く出来て楽しかった。
いろんなエピソードがあったけど、なかでも清水さん(旦那さん)が風邪(!?)で体調を崩したけど、
お医者さん(産婦人科医)の、早川さん、馬渕さんの治療(!?)のかいあって復活したのが印象的でした。
清水旦那さん、今回の体調不良は一生言われると思うけど、私も頑張って生きてるんで頑張ってね!
そういえば皆さんの住所や連絡先など聞いたけど、早川さん、馬渕さんのメールアドレスがわかりません。
書いてもらったやつは間違ってるようで届きません。これをご覧になっていればメールください。
(なんか、行方不明者を探す番組みたいになってしもうた!)

ガイドのキャロラインさんもかなり流暢な日本語をしゃべってたのにはびっくりした。
いまどきの若いもんより(俺はおっさんか?)、よっぽど日本語が綺麗。
日本には行ったことは無いけど、一生懸命勉強したらしい。(十分通用するよ)
マラリアにも何度も感染してるけど、病院に行けば大丈夫なんやと。日本人は怖がり過ぎらしいよ。
いろいろ説明してくれて勉強になった。
もし、ケニヤに行く際はキャロラインに頼むと、色々メリットがあるらしいよ。
連絡先は聞いてるから、興味のある方は御一報ください。

感想はこちらにくださいな!